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ちぐさ再スタートに向けて始動

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ちぐさ再スタートに向けて始動

 
 5月29日、雨の中ちぐさミュージアムの起工式を、野毛山キリストの教会奈良昌人牧師の司式により執り行いました。
牧師様からのお話では、5月29日は横浜大空襲があった日であり、多くの犠牲者が出て、吉田衛さんの所蔵する6000枚にも及ぶSPレコードも全て消失したそうです。しかし戦後すぐ再興され多くのミュージシャンやジャズファンに愛された、と野毛とオヤジさんのエピソードを紹介いただきました。
 鍬入れ後、「土地の祝福と建設開始のために」イエス・キリストと12弟子がラベルに描かれているワインを盛り砂に注ぎ、竣工まで工事関係者の安全と神の祝福、これからのジャスミュージアムちぐさの発展をお祈りいただきました。


 横浜市立大学の客員教授で都市デザインを担当していた国吉直行氏から乾杯の発声をいただき、設計の山本理頭設計工場の山本さん、施工を担当するキクシマの執行役員の溝辺強子さん、野毛の町内会を代表して野毛2丁目町内会会長の松本真純さんらにもご挨拶をいただきました。

 式中、ジャズ歌手の彩木香里さんとオルガニストの福永貴之さんによるアメージンググレースなどが歌われて、ちぐさらしい起工式になりました。



 ちぐさは創業90周年。私たちは歴史の重みを感じています。 今回起工したのは、第1期工事。まず地下をつくります。地上は何もない状況から始まります。まず地下にアナログレコード3000枚を楽しめるオーディオシステムとピアノを備えたCafe&Barとしてジャズ喫茶の原型を再現し、地上階は仲通りに開かれたオープン・エアのLive&Eventステージを予定しています。ピアノは地下から昇降機で持ち上がり、街角ピアノにもなるように計画中です。



 そして、続いて第2、第3、第4期工事と、完全なる完成はいつになるかまだ未定です。第2期工事ではガラス屋根と2面の構造壁に囲まれたオープンエアのステージにする予定です。私たちの間ではこの場所を野毛のサグラダ・ファミリアと呼んでいます。

 ちぐさの再建にあたりましては、多くの皆様からご寄付をいただきましたが、建築資材の高騰などで、資金計画は難航し、設計変更を余儀なくされ、建築が大幅に遅れました。しかしながら、なんとか無事スタートを踏み出すことができます。第1期工事の完成予定は10月末です!

 なにをやるかはまだまだ未定ですが、街中にジャズやイベントが溢れる野毛ニューオリンズ化作戦と銘打って一同頑張りますので応援よろしくお願いいたします。
多くのミュージシャン、音楽ファン、アイデアに溢れたイベンターの参戦も、ぜひお待ちしています。

 また、建設資金の寄付を継続して募集しております。Jazz Museum CHIGUSAファンドのホームページからご参加いただけます。
多くの皆様にご協力いただけますと幸いです。

 そして、6月1日から第10回ちぐさ賞の募集を開始いたします。最終のライブ選考は9月30日です。応募はこちらから受付中です。奮ってご参加ください。ちぐさ賞エントリー受付はこちら

今後のちぐさをどうぞお楽しみに!